卒園児のいる兄弟家庭で「小学校の給食よりもこども園の給食の方が美味しい!」と言っていると保護者から話しかけていただき、お気に入りのサラダや揚げ物、おやつの作り方を尋ねられてこられた時はとても嬉しかったです。いつまでも記憶に残る給食作りをしていきたい、と学ばせていただきました。
お昼寝時にいつも「ママがいい」と寂しがる女の子がいました。ある日保護者からの連絡帳に、「家で寝る前にこども園ごっこをしました。娘が保育教諭で私が子どもの役でした。娘は私の頭をなでながら、『大丈夫やで。起きたらママがお迎えに来てくれるから』『先生ずっとおるからな』と言っていました。いつも優しい言葉をかけてくださってありがとうございます」と書かれてあり、すごく嬉しかったです。
お迎えの際、引継ぎのこと以外の、何気ないその日の子どもの様子なども伝えるように心がけています。すると保護者の方が「いつもよく見ていただいて、ありがとうございます」「先生から1日の様子を聞くのがいつも楽しみなんです」と言ってくださり、これからも保護者の方とのコミュニケーションを大切にしていこうと思いました。
入職当初は保護者の方とのコミュニケーションに戸惑ってしまうこともありました。ですが子どもの園生活を伝えていく中で少しずつ打ち解けていき、年度末にはある保護者の方から「先生たちのおかげでこの子は毎日楽しく過ごせました。ありがとう」と言われ、本当に嬉しかったです。
先輩後輩であっても、困っていることがあれば協力しあい、コミュニケーションを取り合っています。体調が良くない時はさり気なく気づいてくれてカバーしてくれたり、優しい言葉をかけてくださったことにとても助けられました。また後輩にも困ったことがあれば同じようにしてあげられるように心がけています。
困っている時や給食業務が遅くなっている時など日々の中で管理職の先生方をはじめ、職員がいち早く手伝いに来てくれたり、何を言わずとも察してくれることは感動し、嬉しく思います。
職員同士、本当に仲が良くて、先輩もいつも楽しい話をして気軽に接してくれます。ですが、ただ仲が良いだけでなく、できてないところはしっかり指摘してくれて、本当に私のことを考えて指導してくださっているのだと伝わり、嬉しいです。大好きな先輩、憧れの先輩に言ってもらえると、「よし!もっと頑張ろう!」と思えます。また、成長を認め、褒めてくれるので、職員一人ひとりをしっかり見てくださっていることに感謝しています。
学生のときはあまり意識していませんでしたが、社会に出てホウレンソウ(報告・連絡・相談)がどれほど大切なのかということを学びました。自分のクラスだけでなく、全職員が園児一人ひとりを把握すること、また園の方針、掃除の仕方ひとつとっても、全職員に周知することすべて、ホウレンソウから成り立っていると感じます。もともとあまり人に相談できない性格でしたが、相談することで気持ちも楽になり、新たな考えを持つことができました。